STORY 01
- 頑丈で安全な鉄骨づくりを支える溶接技術。
意外にも、繊細な技がモノをいう仕事です。 - 鉄と鉄とを接合する溶接は、鉄骨製造のなかでも重要な作業のひとつ。溶接の良し悪しが、強度や耐久性に関わってくるからです。だからこそ、私は、人一倍、丁寧にして細部にまで神経を注いでいくことを大事にしています。溶接部分は、建物の外からは見えませんが、実は、1箇所に十数回もの溶接を繰り返して重ねていく繊細さが不可欠。厚みを一定にしながら重ねていく技によって最終的な品質も変わります。技術者によってやり方も違うので自分なりの技術を極めていくのも楽しみです。
STORY 02
- 自分がどの建物に関わったかが分かる喜びが大。
溶接以外の分野も勉強していきたい。 - 以前は、造船の溶接をしていました。巨大な鉄板を扱っていたのですが、船のどの部分の溶接をしているかなどがあまり分かりませんでした。今は、建物の骨格となる部分のどこを溶接しているかというのがしっかりと理解できます。仕事の全体がわかるうえ、地域の大切な建物として残るので、手ごたえを感じられます。前原工業では、自分がしたいと思えば、他の部門の勉強もできるので、いつかは図面を見られる力もつけた上、溶接以外の技術も身につけていきたいと考えています。